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愛知県 名古屋市北区

なごやかこどもクリニック

院長 上條隆司


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新「名医」の最新治療2011
 

成人GHDの疾患概念が確立

成長ホルモン(GH)は下垂体前葉で合成・分泌され、骨、軟骨、筋肉、脂肪組織、肝臓など全身に散在するGH受容体を持つさまざまな臓器や組織に働いて多彩な作用を発揮します。GH不足による小児期のGH分泌不全性低身長症(以前は下垂体性小人症といわれていました)は1960年代より知られていましたが、遅れること約20年、1980年代後半になって成人におけるGH分泌不全症(GHD)の病態が注目されるようになり、成人GHDの疾患概念が確立しました。

成人GHDは、成人においてGHの分泌不全のため、「易疲労感」「スタミナ低下」「身体的精神的エネルギー低下」「集中力低下」「うつ症状」などの自覚症状に加えて、体脂肪量の増加や除脂肪体重(主に筋肉量)の減少などの体組成異常および血中脂質高値などの代謝障害がみられます。

本邦において成人GHD患者にGH補充療法が保険診療として承認されたのが2006年4月であり、それから約4年が過ぎました。 

しかし、実際にGH治療を受けている成人GHDの患者数は予測数を大幅に下回っており、GH治療の適応があるにもかかわらず未治療のまま、多くの重症成人GHD患者が日本の各地で埋もれていると思われます。

疑わしい場合一度受診を

成人GHDの可能性を疑う上で、既往歴が重要となります。過去に下垂体あるいはその周辺の疾患(例えば下垂体腫瘍、頭蓋咽頭腫など)で治療されたことがあるといった既往歴があり、前述のような症状や検査所見の異常があれば、ぜひ専門の医師を受診されることをおすすめします。

【特別寄稿】

千原 和夫(ちはら かずお)

兵庫県立加古川医療センター
院長


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