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新「名医」の最新治療2011
 

福岡整形外科病院は、クラス100や1000の手術室を設け、仮骨延長法や人工関節の全置換術、単顆置換術などで安全第一の整形外科医療を目指している。

クラス100と1000のクリーンルームを設ける

福岡整形外科病院は、今年6月に本館に隣接して3階建ての東館を増築・オープンした。力を入れたのが手術室の充実だ。クラス100が1室、クラス1000が1室、クラス10000は2室を設けた。「新しい手術室では、LED無影灯、手術管理システムを完備し、基本的に麻酔器や関節鏡も吊り下げて、効率的な手術が可能になりました。20年先を見越したものです」と王寺享弘院長は話す。

こうした手術室へのこだわりは、「安全第一」を目指した一環であるという。手術には感染症や血栓症などのリスクが伴う。感染症については、クリーンルームを設けることで予防体制が整った。血栓症では、術前と術翌日の最低2回のエコーチェックを徹底している。

MISによる人工関節の全置換術と単顆置換術

同院では、2009年(1〜12月)に1844件の手術を行った。主な手術では骨切り術や人工関節の全置換術、部分的な人工関節である単顆置換術などが挙げられる。骨切り術では、仮骨延長法を実施。骨切りで骨折と同じような状態とし、創外固定器で骨を固定して、その操作によって骨切り部分を引き伸ばし、新しい骨(仮骨)を作っていく。

人工関節の全置換術では、2004年からMIS(最小侵襲手術)を行っている。「特に骨周辺の軟部組織のダメージを少なくしています。小さな傷で手術すれば、それだけ患者さんへの侵襲が少なくなります」と王寺院長。09年は、人工関節置換術が404件、人工骨頭挿入術が11件である。

人工関節全置換が必要でない患者の場合は、単顆置換術で対応している。「適応症例を厳選しています。部分的な人工関節のため、輸血の必要がなく、体に与える負担も極力抑えることができます」と王寺院長はいう。

【取材/秋山 晴康】

【取材協力】

王寺 享弘(おうでら としひろ)

医療法人同信会
福岡整形外科病院 院長

1951年生まれ。
77年、九州大学医学部卒業後、同大学医学部整形外科入局。
82年、福岡整形外科病院へ。
医局長、診療部長、副院長を経て、2006年から院長。
日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会(JOSKAS)評議員、
福岡ソフトバンクホークス・チームドクター、
アビスパ福岡・チームドクター


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