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新「名医」の最新治療2011
 

辻整形外科クリニックの辻俊一理事長は、人工関節置換術においてMIS(最小侵襲手術)に早期から取り組み、正確で患者に適した手術を心がけている。

MISに早期から注目し股関節と膝関節両方で実施

人工関節置換術において注目されているMIS(最小侵襲手術)は、小さい切開で手術を行い、術後の痛みや傷による見た目の悩みを抑えられる治療だ。石川県金沢市で人工関節置換術に取り組む辻整形外科クリニックの辻俊一理事長は、MISに早期から着目し、治療に取り入れている。

「MISは、ミネソタ大で学んでいた1987年には既にアメリカの一部で行われており、当時から手術に関心を持っていました」と語る辻理事長は、1993年から人工股関節置換術でMISの導入を始め、2002年頃にはほぼ全例に行うようになった。それによって有用性が確認できたため、人工膝関節置換術でも行うようになったという。

患者に適した治療を目指し直視下で正確に手術を行う

辻理事長は、「MISで傷を小さくする程度は、治療効果が最大になる範囲にとどめるべきなので、実際には極小侵襲手術といえます」と筋肉を傷つけないことを重視し、工夫を重ねている。筋肉を傷つけなければ、手術翌日からの歩行訓練も十分可能だ。

工夫の一環として、辻理事長は手術の際には必ず人工関節設置部を直視下におさめるようにしている。例えば人工股関節置換術は、股関節の前方もしくは後方から切開するが、辻理事長はすべての手術を前方から行う。「股関節は体の前方を向いているため、前方からの手術で全域を直視下におさめることができます。さらに、手術創が股関節の曲がる方向と反対になって合併症の脱臼が起こりにくくなる利点もあります」と辻理事長。関節の曲げ方や頻度は個人個人の生活習慣で異なり、それに合わせて細かく調整するためにも目視することが重要だという。

人工関節置換術は技術や人工関節の進歩もあり、適切な手術を行えば20年以上もたせることが可能だ。辻理事長は人工関節の選択も含め、正確な手術を常に目指している。

【取材/鈴木 健太】

【取材協力】

辻 俊一(つじ しゅんいち)

医療法人社団
辻整形外科クリニック 理事長

1975年に金沢大学附属高校、
81年に金沢大学医学部を卒業し、
同大学附属病院整形外科に入局。
86年に米ミネソタ大学整形外科へ人工股関節と人工膝関節の臨床留学。
88年に金沢大学大学院卒業、医学博士号取得。
93年に辻整形外科クリニック開院。
日本整形外科学会認定整形外科専門医。
病院ホームページにて手術に関する情報を詳細にまとめている


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