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新「名医」の最新治療2011
 

関節の痛みの改善を目指す人工関節置換術。西横浜国際総合病院の大久保俊彦医師は、その上で機能向上まで意識し、手術やリハビリテーションに取り組んでいる。

機能向上や早期復帰を心がけ両足同時手術にも力を入れる

西横浜国際総合病院関節外科センターは若年から高齢者まで数々の関節疾患に対応し、設立した2009年4月から翌10年8月までの手術件数は301例、代表例として人工股関節172例、人工膝関節53例、寛骨臼回転骨切り術20例などを行う。センター長の大久保俊彦医師は、関節疾患治療に25年以上携わった経験と研究で術後の機能向上を意識した人工関節置換術を実施。「研究結果による人工関節の適切な設置位置、筋の処置などで以前より力を出しやすくなります」といい、早期社会復帰も目指す。

近年では、さらなる治療期間の短縮を目指し、人工関節の両足同時手術も積極的に実施している。両足の手術が必要な患者は特に膝関節疾患で多いが、片足の手術と同じ入院期間で退院が可能だ。「両足を同時に手術すれば体のバランスや協調運動の調整がしやすくなります。手術直後に負担が生じますが、体力回復後は歩行やしゃがみこみ、立ち上がりが容易になります」と大久保医師は理由を述べる。

術前からのプログラムや運動療法も考慮したリハビリ

大久保医師は機能向上のため、手術だけでなくリハビリも重視。手術から3週間後の退院時には杖なしの歩行を原則とし、退院後のリハビリ通院が必要ないプログラムを作成している。その他、術前プログラムも考慮するのが特徴。「手術前のリハビリで体の機能を向上させておけば、術後のリハビリが容易になるほか、血栓予防や術前の関節痛の軽減が可能です」と、その利点を語る。また、運動療法の効果にも着目し、患者に適したエクササイズの研究と指導にも取り組む。その一環として骨・関節研究会という団体を立ち上げ、術後患者に対し独自のエクササイズを行い、その結果からMIS(最小侵襲手術)の改良に努めるほか、横浜市後援の公開講座を開いて啓発に携わる。

手術に加えリハビリ、エクササイズの指導など精力的な日々を過ごす大久保医師。これも動ける楽しさを患者に味わってほしいからだ。「痛い関節を放置せず、以前動けたあの頃に戻ろうという気持ちを持っていただきたいと思います」と語る。

【取材/鈴木 健太】

●関連ページ
骨・関節研究会ホームページ
http://home.s04.itscom.net/kansetu/
横浜股関節研究会ホームページ
http://home.f08.itscom.net/hipjoint/

【取材協力】

大久保 俊彦(おおくぼ としひこ)

医療法人横浜博萌会
西横浜国際総合病院 関節外科センター長

1983年、杏林大学医学部卒業後、
日本医科大学麻酔科入局。
85年、横浜市立大学整形外科入局後、
横浜市民病院、関東労災病院、、
横浜南共済病院、大口東総合病院勤務を経て、
2009年に西横浜国際総合病院関節外科センター長就任。
日本整形外科学会認定整形外科専門医など


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