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埼玉県 さいたま市桜区

医療法人社団松弘会

三愛病院

理事長 済陽輝久

 TEL:048-866-1717    詳細はこちら




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新「名医」の最新治療2011
 

三愛病院では、今年8月末にMRI1.5テスラを導入した。心臓血管外科や循環器内科、脳神経外科を中心に総合診療が可能になり、低侵襲で患者にやさしい診断を基に安全性の高い手術を心がけている。

MRIで総合診療を実現 手術の安全性も向上

済陽 三愛病院では、新しいMRI1.5テスラを導入し、8月末から本稼働しました。また、MRI3.0テスラを、年内にはグループの認知症専門病院「トワーム小江戸病院」に、来年3月末までには三愛病院に導入する予定です。

大島 同時に、高性能のネットワーク型ワークステーションも各セクションに導入しています。今後は、撮影室のみならず読影室、外来にても、3D画像の作成、virtual endoscopy(仮想内視鏡)、MR冠動脈解析などを迅速に行うことが可能になります。

佐藤 MRI導入により、心臓血管外科、循環器内科、脳神経外科を含めた総合診療に役立てることができます。

中田 循環器領域では、CT検査が中心になっていますが、弱点としては動脈の石灰化がわかりにくいということです。息止めができない患者さんの場合、鮮明な画像が撮れません。その部分をMRIで解決できればと思います。新しいMRIは造影剤なしでも腎動脈描出が可能です。

猪野 脳神経外科では、手術の安全性が増すことを期待しています。手術時間は、もともと短いのですが、より短縮化が可能になります。

小原 脳腫瘍は、MRIがないと正確な手術ができません。脳内は複雑に神経がからんでいます。その場合、手術の方向、またはどのくらいの手術で脳腫瘍がとれるか、術前に検討する必要があります。MRIで、脳腫瘍と神経の関係がクリアになるのはありがたいですね。

四方 私はガンマナイフ担当ですが、MRIで病巣を鮮明に映しだすことができれば、ガンマナイフの治療のクオリティーが確実に上がります。

平澤 夜中も稼働しているので、疑わしければすぐにMRIで撮ります。救急患者の場合、脳の緊急時の精密検査に10分以上時間を要していましたが、新MRI1.5では高速スキャンのため3Dイメージ作成まで含めて約4分で可能となりました。また、体動がある患者さんも撮影が鮮明になりました。

大島 MRIは、ボリュームスキャンが可能です。おなかなどの画像は、15〜20秒程度の1回の息止めで40cmほどを撮影できます。

疾患の早期発見で早期治療につなげる

佐藤 冠動脈に関して、造影剤を使わないで済むのも大きいですね。腎機能障害や肝機能障害を伴い、CTでは撮れないという患者さんが非常に多いですから。

中田 当院は、2009年1〜12月で1780件の冠動脈CT検査を行っています。カテーテル治療は、年間で250件以上です。MRIで、冠動脈の狭窄が見つかれば、カテーテル検査を経ずに、すぐにカテーテル治療ということになり、治療法の選択が早めにできて有効です。

猪野 従来の血管撮影、CTに、今回のMRI画像を加えて、手術用顕微鏡やナビゲーションシステムに活用することで、手術の安全性がより高まります。

小原 新MRIによって、立体3D画像が統合できるのが大きなメリットですね。悪性脳腫瘍がある場合、運動野の前にあるか、後ろにあるかがわかれば、アプローチがしやすくなります。

四方 来年、新しいガンマナイフの導入も予定されています。MRIも含めた新機器の活用で、夢のような治療が実現できることを期待しています。

平澤 脳梗塞の患者さんは、心臓に影響が出ている場合が少なくありません。MRIで検査して、脳に異常があれば心臓も確認し、今後の治療計画に役立てることができます。頭蓋内外のどこに狭窄があるのか、頭から頸部まで一体のコイルのため一度で診断できます。造影剤なしで、静脈がきれいに描出可能になり、手術におけるアプローチの決定や静脈血栓の迅速な診断も容易となりました。

大島 MRIは、脳ドックへの活用も可能になります。疾患の予防と精度の高い治療に威力を発揮すると期待しています。

佐藤 疾患の早期発見・早期治療は、三愛病院が掲げている理念です。新しいMRI1.5で早期診断が可能になるのは、さらに大きな一歩です。

済陽 当院は、医師だけでなく、職員一丸となって患者さんを診るように心がけています。画像も、みんなが見られるようになっています。基本に忠実に、一丸となってやるのが、三愛ブランドにつながっていると思います。

理事長
済陽 輝久
(わたよう てるひさ)
院長
佐藤 政弥
(さとう まさや)
1975年、東邦大学医学部卒業。78年まで同大学院整形外科で勤務。日赤医療センター麻酔科、磯子中央病院勤務を経て、85年に三愛病院設立。 97年、医療法人社団松弘会理事長 1992年、杏林大学医学部卒業。97年、三愛病院に勤務。10年4月より院長。日本外科学会認定外科専門医
副院長
中田 晃孝
(なかた あきたか)
副院長
猪野 裕通
(いの ひろみち)
1964年生まれ。89年、東京慈恵会医科大学卒業後、同大附属病院に入局。2000年、三愛病院に勤務。循環器内科担当部長と兼務で、07年4月より副院長。医学博士。日本循環器学会認定循環器専門医、日本内科学会認定総合内科専門医 1988年、滋賀医科大学卒業。07年、三愛病院に勤務、副院長。日本脳神経外科学会認定脳神経外科専門医
医師
小原 琢磨
(おばら たくま)
医師
四方 聖ニ
(よも しょうじ)
1990年、浜松医科大学卒業。06年10月、三愛病院に勤務、脳神経外科部長。埼玉医科大学総合医療センター非常勤講師。自治医科大学付属埼玉医療センター脳神経外科非常勤医師。日本脳神経外科学会認定脳神経外科専門医 1997年、信州大学医学部卒業。09年、三愛病院に勤務。東京女子医科大学病院非常勤講師。日本脳神経外科学会認定脳神経外科専門医
医師
平澤 研一
(ひらさわ けんいち)
医師
大島 統男
(おおしま もとお)
1990年、香川大学医学部卒業。09年、三愛病院勤務。日本脳神経外科学会認定脳神経外科専門医 1969年、名古屋大学医学部卒業。06年7月、三愛病院に勤務、放射線科部長。医学博士。日本医学放射線学会認定放射線科専門医

【取材/秋山晴康】


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