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東京都 渋谷区

伊藤病院

院長 伊藤公一

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東京都 新宿区

抜弁天クリニック

院長 菊池智津


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愛知県 名古屋市中区

大須診療所

院長 椿秀三千

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おんなの気になる病気と医療の新常識
2010年12月03日 掲載

女性に多くみられる 甲状腺疾患について

甲状腺は、首の気管の前、いわゆる"のどぼとけ"の下にあります。蝶々のような形をして、大きさは3cm、重さ16g程度です。甲状腺は海草の中のヨードを取り込んで、それをもとに甲状腺ホルモンを作って分泌します。体の新陳代謝を盛んにする働きがあるため、細胞の活動が活発になり、全身の活力が上がります。また、子どもの場合には成長を促進させます。このように甲状腺ホルモンは人間の体の中で重要な働きをしており、分泌のコントロールは脳にある下垂体が行っています。下垂体からは甲状腺刺激ホルモンが分泌され、甲状腺ホルモンの分泌を調整しています。

甲状腺の病気の中で最も多いのが橋本病(慢性甲状腺炎)、次いで甲状腺腫瘍(腫瘤・しこり)、バセドウ病などです。甲状腺の病気はいずれも女性に多く、約90%が女性です。特に橋本病は圧倒的に女性に多く見られます。甲状腺ホルモンの低下によって、むくみ、寒がり、無気力などの症状が出てきます。また、他の腫瘍と違って、甲状腺の腫瘍は20歳代から発症するのが特徴です。バセドウ病は、甲状腺ホルモンが過剰に作られる病気で、動悸、甲状腺腫、眼球突出が代表的な症状となっています。

甲状腺手術と 頼れる甲状腺治療を行う医師

普通に行われている手術は、首の傷が数センチかそれ以上と大きく、甲状腺周囲の組織も大きく剥離し、筋肉も切離することが多いため、術後の痛みや不快な症状が出ます。甲状腺のがんはたちの良いもの(予後良好)が多く、そのようなときには、低侵襲性甲状腺切除術を行います。切開創が小さく、手術後の首の不定愁訴が少ない手術です。多くの方は半年もすればほとんど切開創が分からなくなります。しかし、たちの悪いもの(予後不良)には切開創の大きさにこだわる必要はありません。

甲状腺疾患は、最近の健康診断などでよく指摘されます。しかし、治療や手術不要の場合が多く、特に手術は一度行うと再手術は困難ですので、初回に確実な手術が必要となります。その見極めは甲状腺治療を行う医師にお任せください。

【特別寄稿】

高見 博(たかみ ひろし)

日本甲状腺外科学会理事長
日本甲状腺学会理事
日本内分泌外科学会理事長


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