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大坪医院

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ひよこクラブ
2011年01月15日 掲載

アレルギー疾患の種類と発症の機序

気管支喘息(ぜんそく)、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、食物アレルギーなどはアレルギー疾患といわれています。喘息は気管支がゼーゼーといい呼吸困難がみられます。アトピー性皮膚炎は皮膚に慢性のかゆみのある湿疹がみられます。アレルギー性鼻炎はくしゃみ、鼻水、鼻づまりがみられます。食物によって起こるアレルギーが食物アレルギーです。

これらのアレルギー疾患は、遺伝的因子と環境因子が絡み合って発症します。この遺伝的因子は両親や兄弟にアレルギー疾患があることでわかります。環境因子は、まずはアレルゲンといって、ヒトの体にアレルギー反応を引き起こす原因となる物質で、ほこり、ダニ、カビ、花粉、食物などです。その他、かぜやウイルス感染、受動喫煙、空気汚染、激しい運動なども喘息などアレルギーを起こす環境因子です。

医師の指導の下で治療と予防を行う

このようなアレルギー疾患をお持ちのお子様は、それぞれの病気に対応して、日常の管理と薬を適切に使うことが、治療のもっとも重要なことです。喘息の場合、ほこり、ダニの対策、受動喫煙の回避が大切で、運動をすると喘息が起こる場合は、一時的に激しい運動を避けます。このような点に注意しながら日常生活を送ります。そして、医師の指導の下で薬を使います。薬は喘息発作が起こったときの薬と、次に喘息発作が起きなくするための長期管理薬を使いわけます。アトピー性皮膚炎でもスキンケアや環境の改善に加えて必要に応じて外用剤を使います。食物アレルギーではそのお子様にアレルギー疾患を引き起こすことが明確に診断された食品をしばらく止める除去食療法を行います。この診断には血液検査だけではなく、実際に除去するテストや負荷するテストを行いますが、必ず医師の下で行います。いずれにしても症状が出なくなることが少なからずありますので、3〜6カ月ごとに再判定を行います。

アレルギー専門医、かかりつけ医と連携

アレルギー疾患の治療、予防は、日本アレルギー学会認定のアレルギー専門医をはじめとする医師による正確な診断とそれに基づいて指導を受けて行われます。自分で勝手に判断したり、近所の人の様子をみて真似したりするようなことは絶対に避けなければなりません。そして、お子様、親御様とアレルギー専門医とかかりつけ医との良好な連携でアレルギー疾患から子どもたちを守りたいものです。

【特別寄稿】

近藤 直実(こんどう なおみ)

日本小児アレルギー学会理事長
岐阜大学大学院医学系研究科小児病態学教授

1972年、岐阜大学医学部卒業。
トロント大学、UCLA
(カリフォルニア大学ロスアンゼルス校)などで学び、
95年に岐阜大学医学部小児科学教授に就任


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