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いい病院2011
2011年02月25日 掲載

スポーツ活動による前十字靭帯断裂

靭帯とは骨と骨とを連結している組織で、関節を安定させる役割がある。全身の関節の中でも、膝には4つの大きな靭帯があり、横ブレをコントロールする内・外側側副靭帯と、前後方向、回旋をコントロールする前・後十字靭帯がある。

前十字靭帯は、脛骨の前方不安定性だけでなく、下腿内旋や過進展も制御しており、走っていて急に止まったり、ジャンプして着地したり、急に方向転換したりするときなどに断裂しやすい。また、断裂によって軟骨にも負担がかかるようになってしまう。前十字靭帯断裂は放置すると膝崩れを繰り返し、スポーツ活動だけでなく、日常生活動作にも悪影響を与えるようになる。そのため、定期的に人と競うスポーツを行っている場合には靭帯断裂形成術が行われることが多い。

近年、関節鏡やMRIなど医療機器や診断技術の向上によって、より正確で精緻な診断が可能となっている。治療法は断裂した靭帯の自然治癒の有無を正確に判断した上で、慎重に選択される。

手術が選択される場合は膝蓋靭帯や半腱様筋腱、腸脛靭帯および人工の靭帯などを用いて靭帯を再建していく。しかし、それぞれに利点、欠点があり、手術の時期や適応、手術法の判断が予後を大きく左右するため、治療にあたっては医師と十分に相談した上で、治療計画を立てることが大切だ。術後にスポーツへと復帰するまでには一般的に約半年から1年くらいの期間を要するが、機能回復のためのリハビリテーションも重要なポイントだ。

スポーツへのスムーズな復帰を実現するために、靭帯断裂を治療する場合には、MRIなどの設備やリハビリ体制、専門スタッフが充実した医療機関を受診することが重要である。

【文/佐藤 真樹】


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