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いい病院2011
2011年02月25日 掲載

のどぼとけの下にある甲状腺は、体の新陳代謝を盛んにする甲状腺ホルモンを分泌する重要な役割を担っている。甲状腺の疾患と治療について、帝京大学外科主任教授の高見博先生に特別寄稿をいただいた。

女性に多くみられる甲状腺疾患

イライラ、気力の低下などの精神症状は、よくおこる症状です。しかし、その原因の一つに甲状腺のバセドウ病、橋本病(慢性甲状腺炎)が挙げられることがあります。この2つの病気はともに女性に多くみられます。特に橋本病は中年女性に多くみられるため更年期障害と誤解されることがありますので、注意が必要です。

甲状腺ホルモンが増加するバセドウ病の症状と治療

バセドウ病は甲状腺ホルモンが増加することによって起こる病気です。若い女性から発症しますが、男性にもおこります。自己免疫疾患であり、さまざまな原因により、過剰に刺激されることでホルモンが増加します。症状は、甲状腺の腫大、頻脈、動悸、眼球突出、手の震えなどが表れます。それらに加えて、情緒不安定、イライラなどの精神症状があります。診断は甲状腺ホルモンが高く、自己抗体(TSH受容体抗体)が陽性であれば、バセドウ病と診断できます。治療は、まず薬物療法(抗甲状腺薬)から始めます。その他に、放射性ヨード療法(アイソトープ治療)、手術があります。特に、妊娠をされている方も、的確な治療をすれば十分に出産可能です。

甲状腺ホルモンが低下する橋本病の症状と治療

一方、橋本病は甲状腺を特異的に攻撃する自己抗体によって甲状腺が破壊され、ホルモンが低下したり甲状腺が肥大したりする病気です。症状はゴツゴツした甲状腺腫がみられることがあり、甲状腺ホルモンが低下すると倦怠感、気力の低下、手足のむくみ、冷え、便秘などがみられます。診断は甲状腺ホルモンの測定に加え、甲状腺自己抗体(抗Tg・TPO抗体)が陽性であれば、橋本病と診断できます。

治療は、甲状腺機能が低下している場合には甲状腺ホルモン剤の内服が必要ですが、甲状腺機能が正常であれば、治療は不要です。日常生活では二つの病気ともに、過剰なヨード摂取は避けていただければ、普通の生活は十分にできます。

【特別寄稿】

高見 博 (たかみ ひろし)

日本甲状腺外科学会理事長
日本内分泌外科学会理事長
帝京大学外科主任教授

1970年、慶應義塾大学医学部卒業。
慶應義塾大学外科講師(非常勤)。
東京大学大学院外科講師(非常勤)。
日本外科学会理事。
日本甲状腺学会理事


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