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いい病院2011
2011年02月25日 掲載

ニコチン依存症+喫煙関連疾患のリスク

喫煙によってさまざまな疾患のリスクが増えることがわかっており、そうした疾患は「喫煙関連疾患」と呼ばれている。喫煙をやめられない人は「ニコチン依存症」であると同時に、「喫煙関連疾患」の高いリスクを負っていることになる。また、喫煙者以外の周囲の人に対しても、喫煙関連疾患のリスクを与えてしまっている。

禁煙をした人は、喫煙を続けている人に対して喫煙関連疾患のリスクが低下することが国内外の研究で報告されている。禁煙する意志のある人は「そのうち禁煙すればいい」と先延ばしにするのをやめ、直ちに取り組んだほうがいいといえるだろう。

禁煙補助薬による治療と心理的依存に対する治療

本人の意志だけではなかなか禁煙できない原因は、主にニコチンの依存性が強いことによる。ニコチン依存は身体的な依存であり、禁煙補助薬を利用することで禁煙の成功率を高めることができる。

禁煙補助薬としてはニコチンガムやニコチンパッチが従来から知られているが、2008年4月から経口薬のバレニクリンが健康保険適用薬として使用できるようになった。ニコチンガム、ニコチンパッチがニコチンを含むニコチン製剤であるのに対して、バレニクリンはニコチンを含まずに禁煙率を高める薬として注目されている。バレニクリンを保険薬として使用できるのは、後に述べる健康保険による禁煙治療を行っている医療機関となる。

ニコチン依存と同時に、心理的依存を治療する必要がある場合もある。心理的依存は経験・記憶によるところが多く、「仕事の区切り」などいつも喫煙していた状況になると、喫煙したい欲求が高まるという状態を指す。心理的依存に対処して、禁煙を継続させるためには、カウンセリングや行動療法などの心理療法が有効になる。

健康保険が適用される禁煙治療に期待

2006年4月より、禁煙治療に健康保険が適用されるようになった。健康保険による禁煙治療を行えるのは、禁煙治療の経験がある医師がいることなどの条件を満たし、認可された医療機関に限られている。また、治療を受ける人も、次の4つの条件を全て満たしていることが必要とされる。

(1)ニコチン依存症を診断するテストで5点以上(「自分が吸うつもりよりもずっと多くタバコを吸ってしまうことがあったか」「禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがあったか」等、10の質問に「はい」「いいえ」で答えるテスト)

(2)〈1日の平均喫煙本数×これまでの喫煙年数〉が200以上

(3)1カ月以内に禁煙を始めたいと思っている

(4)禁煙治療を受けることに文書で同意している

標準的な禁煙治療プログラムは約12週間で、その間に5回ほど受診し、アドバイスを受け、禁煙補助薬を処方してもらうなどする。自己負担の少ない健康保険による治療で、医師や看護師の力を借りながら、禁煙を成功させる人が増えることが期待されている。

【文/田中 晶子】


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