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都道府県別に50音順 (法人名は除く病医院名)

福島県 郡山市

医療法人

古川産婦人科

院長 古川宣ニ

 TEL:024-922-1155    詳細はこちら

千葉県 佐倉市

医療法人社団芽ばえの会

春成祥子レディースクリニック


 TEL:043-483-0303(043-483-0307)    詳細はこちら

愛知県 尾張旭市

いしかわレディースクリニック


 TEL:0561-55-3800    詳細はこちら

三重県 松阪市

南産婦人科

院長 南仁人

 TEL:0598-29-2020    詳細はこちら




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たまごクラブ
2011年03月15日 掲載

妊婦さんにとって大事なことはいろいろありますが、その一つは、妊婦さん自身が愛情に包まれ、守られていると感じられる環境です。家族をはじめとする周囲の人の思いやりやサポート、そして、どんな健康の悩みも相談でき、いざというときに頼りになる産婦人科の医師の存在も大きなものでしょう。

赤ちゃんを守るお母さんを赤ちゃんと共に守る

妊婦さんは、自分自身の体調の変化に対応しながら、おなかの赤ちゃんのために何をしたらよいか、常に気を配って生活しています。そんな妊婦さんを、周囲の人はさりげなくサポートしていきたいものです。

おなかの赤ちゃんは、お母さんの気持ちを敏感に感じ取っているといわれます。妊婦さんが周囲の愛情を受けて大切に守られていることは、胎教の面からも、お母さんがやがて生まれてくる赤ちゃんにより大きな愛情を注いで育てていくためにも重要なことなのです。周囲の思いやりによって妊婦さんの不安や負担を少しでも軽くできるかもしれません。そして、プロとして妊婦さんと赤ちゃんの健康を守るのは、産婦人科医・産婦人科専門医の役割です。

妊婦検診を通して医師との信頼関係を築きましょう

産婦人科は、「産科」と「婦人科」からなります。産科は、妊娠から出産、産褥までの周産期医療を担い、婦人科は女性に特有の病気を中心に、女性の健康全体をサポートする医療を行います。産科であなたを診てくれる医師は、女性の身体と疾患に関してのエキスパートでもありますから、健康上のさまざまな不安を相談することができます。

妊娠中に基本となるのは「定期妊婦健診」です。健診の回数は、医療機関や母子の状態等によって多少の違いがありますが、平均的な妊婦健診は次のようになります。

●妊娠初期
妊娠11週目までは4週または2週に1回

●妊娠中期〜後期
・12週〜23週までは4週に1回
・24週〜35週は2週に1回

●臨月
36週以降は週1回

妊婦健診は、妊娠経過における母子の障害予防や、異常への早期対応のために大切なものですから必ず受けてください。もちろん、出血や下腹部痛など何らかの異常があったときは、定期健診以外でもすぐに受診しましょう。

健診を通して常に妊婦さんとおなかの赤ちゃんの状態を把握しているのが産科・産婦人科の医師。何ごともなく健康な出産を迎えられることが理想ですが、何か起きたときにもあわてずに、すぐに相談できる信頼関係が築かれていることが大切でしょう。

産婦人科専門医はどんな医師?
専門医の資格とは?

産婦人科医の中には、「産婦人科専門医」という資格を持つ医師がいます。

産婦人科専門医は、日本産科婦人科学会によって認定されます。産婦人科専門医になるためには、同学会が定めた研修カリキュラムに従い、指定の研修施設で一定期間以上の臨床研修を修めた後、一次試験、二次試験に合格する必要があります。試験を受ける前提として十分な経験を積んでいることが求められ、期間としては、「5年以上の臨床経験を持つ(初期臨床研修制度導入以前に卒業した医師の場合)、または2年間の新医師卒後臨床研修を完了した医師で、専攻医指導施設において通算3年以上の産婦人科の臨床研修を終了している」ことが定められています。

臨床研修とはどんなものか少しご紹介します。まず、カリキュラムには「総論」「生殖・内分泌」「婦人科腫瘍」「周産期」「女性のヘルスケア」という項目が並んでいます。「総論」は、はじめに『基本的診療能力』があり、医師として患者に接するマナーなどが挙げられています。「総論」の2つ目の項目は『医の倫理とプロフェショナリズム』です。医師としての倫理的基本姿勢について理解し、女性を総合的に診察することなどが研修内容とされています。

「周産期」の研修カリキュラムに注目すると、最初に「正常妊娠・分娩・産褥の管理」があり、次に「異常妊娠・分娩・産褥のプライマリケア(初期診療)、管理」があります。そのほか、薬物療法・検査・手術・麻酔・態度に関する項目が並んでいます。「態度」は、妊婦さんの「母性の保護、育成」に努めるとともに、「胎児に対しても人としての尊厳を付与されている対象として配慮する」とされています。

このような研修と同時に、学術的な発表等も行います。そして最終的に日本産科婦人科学会が、産科・婦人科の医療全般における専門的な知識と高い技能、豊富な経験を身につけていること、患者さんやその家族にあたたかい心をもって対応できることを、審査・試験を通して認定した医師が産婦人科専門医です。

出産後の変化から将来のヘルスケアまでトータルに相談を

出産後の女性の身体は、すぐには元に戻りません。出産後も産婦人科の医師、看護師、助産師さんたちの力を大いに借りましょう。たとえば、乳腺炎にならないためにはどんなことに気を付けたらよいか、将来的に骨盤臓器脱(子宮脱など)にならないためには出産後の身体をどうケアしたらよいかなど、少しずつ先のアドバイスをもらいながら、上手に回復したいものです。出産後にホルモンバランスが乱れ、なかなか元に戻らないという人もいますので、そんなときにもまず産婦人科を受診してください。

出産の前後に限らず、女性の身体は、ホルモンバランスの変化とともに変わっていくものです。更年期や老年期にも女性のヘルスケアを見守り、サポートしてくれる味方。そして今、喜びと不安を抱えている妊婦さんを支え、安心な出産へ導いてくれる医師が産婦人科医・産婦人科専門医です。

【文/田中晶子】


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