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週刊朝日
2011年03月30日 掲載

脳梗塞、くも膜下出血などの脳血管疾患は、重篤な症状を引き起こし、命にかかわる場合も少なくない。 現在、こうした症状を引き起こす前に、脳の中にひそむさまざまなリスクを調べる脳ドック受診の重要性が叫ばれている。 そこで今回、日本脳ドック学会会長の塩川芳昭先生に特別寄稿をいただいた。

わが国で始まった脳の健康診断“脳ドック”

突然の脳疾患といえば、誰しもが我が国の国民病ともいえる脳卒中を思い浮かべるのではないでしょうか。 死亡原因としてはがん、心臓病に次いで第3位とはいえ、有病率は最も高く、 どなたも身内に脳卒中を患われた方をお持ちであろうと思います。 医学の進歩により、確かに脳卒中の一部は治療可能となってまいりましたが、 いったん傷がつくと治らないのが脳の宿命でもあります。 脳卒中にかんしても予防は大変重要であり、ここに脳に特化した健康診断が「脳ドック」としてわが国で開始され、 この日本独自の健診スタイルは大きく発展して ようやく四半世紀がたとうとしています。

日本脳ドック学会と脳ドック施設

日本脳ドック学会では、脳ドックでどのような検査を行ない、診断された異常所見に対してどのように取り組むべきかを科学的に明らかにし、あるべき脳ドックの姿を示そうと1997年に「脳ドックのガイドライン」を策定しました。その 後も5年おきに改訂され、最新版は2008年に発表され、日本脳ドック学会のホームページ (http://www.snh.or.jp/jsbd/index.html)からどなたでも見ることが できます。

また、脳ドック実施施設についても、適切な検査がきちんと行われ、その結果が専門の医師によって評価されて、わかりやすく説明されているかを昨年から施設認定基準を設けて審査、認定しています。 全国の脳ドック実施施設は500施設以上ありますが、現時点では134施設がこの施設基準をクリアしており、「頼れる」脳ドック施設ということができるでしょう。

認知症予防・治療へのつながりを模索

脳ドックは、脳卒中予防だけをめざした健康診断ではありません。 我が国の高齢化社会は世界に類を見ない早さで進行しており、そこで問題となってきたのが認知症への対応です。認知症の予防と治療は神経科学の領域でも最も高い関心を集めている分野の1つといえ、脳ドックがこれとどのように関与していけるのかが模索されています。

また我が国は人口あたりで最もMRIなどの画像診断機器の普及した環境にあり、脳ドックを受診された方々の貴重なデータを脳ドックガイドラインに準拠した脳ドック標準データベース(脳ドック学会公認)にまとめる企画も始まっています。

脳ドック受診のすすめ

脳卒中と認知症のいずれもが、発症前に隠れた異常を早期に見つけることで予防可能となる日が近づいています。 現時点の脳ドックでも、厳しい認定基準をクリアした施設では科学的根拠に基づいた判断基準のもとに脳健診が実施されています。この特集記事をお読みの皆さまには、ぜひ一度、脳ドックの受診をされることをおすすめいたします。

【特別寄稿】

塩川 芳昭(しおかわ よしあき)

杏林大学脳神経外科教授
脳卒中センター長
第20回日本脳ドック学会会長

1982年 東京大学医学部医学科卒。
88年 日本脳神経外科学会認定脳神経外科専門医。
89年〜91年 LundUniversityおよびKarolinska Hospital、Stockholm、Sweden留学。
92年 Doktorsexamen (Doctor of Medical Science)取得。
96年 東京大学医学部医学博士。
94年 杏林大学医学部脳神経外科講師
98年 同助教授
2003年 同教授
2009年 杏林大学脳卒中センター長


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