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週刊朝日
2011年03月30日 掲載

脳ドックでは一般的に磁気共鳴装置が用いられております。 この装置の長所はCTなどと違い患者様に放射線を浴びせるわけではないため体に対して安全でかつ優しい検査法であることです。また造影剤を使用せずに血管撮影が行えること、小さい病巣を見つけることもCTよりもはるかに優れていますし、1時間以内の超急性期の脳梗塞(血管が詰まるタイプの脳卒中)も見つけられます。

初期の脳ドックでは脳腫瘍や特に若い人の突然死で最も多いくも膜下出血の原因になる脳動脈瘤を見つけることが目的でした。しかし、いまでは日本人に多い脳梗塞の原因になる脳血管の狭窄や無症候性脳梗塞(解らないうちに起こした 小さな脳梗塞の跡)、特に最近は認知症の前段階である脳萎縮の程度や日本人に多い血管性認知症の原因になる多発性無症候性脳梗塞、早期であれば手術などで「ある程度回復させることができる認知症」といわれる脳室拡大(正常圧水頭症)や硬膜下出血の有無もチェックできます。それにより、発病や病気の進行の予防、特に治療をすることができる場合も非常に多く見つかるようになっています。

人間は誰しもが高齢になるほど脳の老化を起こしてくることは避けることができません。 脳ドック受診で将来のくも膜下出血や脳梗塞を防ぐことができるとともに、ケースによっては認知症の予防にもつながります。特に脳卒中のきっかけになる生活習慣病がある方は脳ドックを受けられることをおすすめします。

永積 惇(ながつみ あつし)

医療法人社団菱秀会
金内メディカルクリニック 医師
日本医科大学神経内科客員教授


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