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都道府県別に50音順 (法人名は除く病医院名)

埼玉県 入間郡三芳町

みずき歯科医院

院長 石川貴史


 TEL:049-293-4841    詳細はこちら

千葉県 柏市

くぼのや歯科

院長 窪谷保則

 TEL:04-7166-6464    詳細はこちら

東京都 世田谷区

医療法人社団蓮優会

世田谷通りデンタルケア

理事長 尾崎元樹

 TEL:03-5727-0207(0120-648-706)    詳細はこちら

神奈川県 横浜市緑区

ウッズ歯科クリニック

院長 近森直人

 TEL:045-932-8880    詳細はこちら

愛知県 春日井市

とやま歯科

院長 外山正彦

 TEL:0568-53-0808    詳細はこちら

兵庫県 神戸市東灘区

タニダ歯科医院

院長 谷田雅弘

 TEL:078-821-2100    詳細はこちら

広島県 広島市安佐南区

安佐祇園デンタルクリニック

院長 桑原一通

 TEL:0120-43-1184    詳細はこちら

大分県 別府市

上人豊田歯科

院長 豊田隆雄

 TEL:0977-66-4731    詳細はこちら




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Q&Aでわかるいい歯医者2012
2011年07月15日 掲載

手術用顕微鏡を歯科臨床へ広く普及させるため、2004年12月に発足した日本顕微鏡歯科学会。「顕微鏡を用いた高度で且つ正確な診断、治療が歯科医療を取り巻く環境において行われ、そのことによって、国民の健康に寄与し、国民が豊かな生活を送れること」を目的とし、活動を続けている。同学会会長・辻本恭久先生に、歯科治療におけるマイクロスコープの役割について解説していただいた。

マイクロスコープで根の中を見ながら治療

むし歯が進行して歯の神経(歯髄)が炎症を起こし痛みがひどくなった場合、歯髄をとる治療を行いますが、歯髄が入っている根の先の部分は直径1ミリ以下の狭い場所であり、光も届きにくく肉眼で直視することは困難です。

少しでも治療しやすくするために、根の入り口を大きく削っていた時代もありましたが、歯は削れば当然厚みがなくなり、破折しやすくなります。マイクロスコープを使用することで、根の中に光を当てて、根の中を見ながらの治療が可能になり、これらの問題はほぼ解決されました。

健康な部分の切削を最小限にする治療

むし歯の治療も同様で、昔は予防的拡大という考えで、むし歯の部分だけでなく、その周りの健康な部分も再発を予防するために削っていました。現在は「ミニマルインターベンション」といってダメージを最小限にする治療法が主流になっています。マイクロスコープでむし歯の部分を拡大して見ることで、可及的に病気の部分だけを削除し、健全な部分の切削を最小限にする治療が正確に確実に行えるようになりました。

肉眼では非常に困難な移植による歯周病治療

歯周病の治療においては、マイクロスコープを使用した移植手術が盛んに行われるようになってきました。これまで、歯肉が加齢や歯肉炎などのために退縮し、その結果、歯根部分が露出してしまい、象牙質知覚過敏症を引き起こしてしまったり、歯根が露出するために審美的問題が発生したりすることもありました。

そこで、マイクロスコープ下で患者さんの歯肉の厚い部分から歯肉の表層部分を残し、直下の結合組織を取り出して退縮した歯肉部分に移植し、元の歯肉の形態に戻そうとする手術を行います。この手術はマイクロスコープ無しでは行うことが非常に困難です。

インプラント治療にも有効

インプラント治療においても、肉眼でははっきりと見えなかった部分を、マイクロスコープを使用することでより鮮明に見ることができます。そのため、不良肉芽を残存させることなく、人工歯根を植立することができ、結果的により正確で確実な治療を行うことができるようになりました。

治療内容を録画できる

患者さんに行った治療内容は、マイクロスコープに取り付けたカメラで録画でき、患者さんへの説明に使用します。また、希望する患者さんには治療内容をDVDなどに保存してお渡しする歯科医師もいるようです。患者さんは治療内容が理解でき、歯科医師との信頼関係をより良好にすることができます。

マイクロスコープ治療普及のために

これらマイクロスコープ治療を行うためには特殊な器具、技術が必要になります。今日マイクロスコープを買ったから、すぐにマイクロスコープ治療が行えるというわけではありません。米国の歯髄を処置する歯内療法の専門医は、専門医の資格を取るためにマイクロスコープ治療の訓練を受けます。日本ではまだ教育システムが完成していないこと、また、マイクロスコープ自体が高価であることなどの理由で、普及にはもう少し時間がかかるかも知れません。

しかし、われわれ日本顕微鏡歯科学会では、マイクロスコープを使用した治療を通じて、より国民の健康に寄与することを目標に掲げ、多くの歯科医師が研鑽を積んでおります。

【特別寄稿】

辻本 恭久(つじもと やすひさ)

日本顕微鏡歯科学会会長

日本大学松戸歯学部卒業。
日本大学大学院修了、歯学博士。
米国Forsyth Dental Center留学。
日本大学松戸歯学部診療教授。
松本歯科大学非常勤講師。


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