
|
以前は『形成外科は整形外科とどこが違うのか』といった質問が多かったのですが、お陰様で今日ではその診療内容も国民の間に広く周知されるに至りました。
ちなみに形成外科の診療範囲は、先天異常、外傷、皮膚腫瘍、がん根治手術後の変形、各種の潰瘍、顎変形症など極めて多岐に渡ります(詳細については後述)。
形成外科はこれらの疾患に対し、さまざまな組織の移植と、繊細かつ高度な手術手技を駆使して組織の欠損と変形を修復し、形態と機能を可能な限り正常に近く復元することを目的とします。
すなわち、『傷は閉じればそれでいい、悪いところは切り取ってしまえばいい』といった過去の医学ではなく、QOLを重視した現代医学、すなわち『傷をいかにきれいに目立たなく治すか、切り取った後の変形や欠損、そして失われた機能をいかに復元するか』という再建外科こそがまさに形成外科の神髄といえます。
またQOLのための医学ということで、美容外科も形成外科の重要な専門分野の一つです。 |