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元気で長生きをするためには、自分自身の歯を長持ちさせることが重要。
それには、80歳で20本の歯を維持しようと、「8020運動」や「健康日本21」で提唱されているのだが、その壁として立ちはだかっているのが歯周病だ。
歯周病は、歯肉縁下にプラーク(細菌叢)が繁殖して歯肉炎を引き起こし、歯と歯茎の間に溝(歯周ポケット)を作り、やがては歯を支えている歯槽骨を溶かしてしまう。そして、歯がグラグラになって抜け落ちてしまう(歯周炎)。
「人生の後半に歯を失う原因の多くは、歯周病です。また、血管を通して歯周病菌が全身を巡るため、心内膜炎や動脈硬化、糖尿病を悪化させるなど、全身的にも影響を及ぼします。健康を保っての長寿には、歯周治療およびその予防は国民的課題といえるのです。このような状況の中で、歯周病についてもっと認識していただくために、歯周病専門医は治療、啓蒙活動などに力を発揮していると思っています」
と、特定非営利活動法人日本歯周病学会の鴨井久一理事長はいう。 |