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我が国の小児医療の現状と課題
医療コラム 2006年2月1日 更新
我が国の小児医療の現状と課題
医療シリーズ リウマチ専門医特集 難治とされる疾患に果敢に取り組む

厚生労働省は、国民の医療不信を解消し、正確な医療情報を提供するため、各医学会認定の専門医を一般に公開することを許可した。病気に苦しむ患者にとって、専門医は頼りになる医師とも言えるが、このシリーズでは、実力ある専門医を徹底取材していく。
今回は難治とされる疾患に果敢に取り組むリウマチ専門医を紹介する。
監修: 松井 宏夫
医学ジャーナリスト
早稲田大学講師(医療社会学)

早期発見早期治療で関節リウマチを改善する
 寒い季節は身を縮めがちで、手足の動きが悪くなる。そんななかに病気の初期症状がでているときも……。朝目覚めたときの手足の関節のこわばりや、痛みなどが伴うと、関節リウマチが疑われる。『リウマチ』という言葉の響きで、イコール高齢者というイメージを持つ人もいるが、厚生労働省の調べでは30代〜50代の女性に圧倒的に多く発症している。「平成13年国民生活基礎調査」によると、関節リウマチで通院している人は35万5000人。もちろん患者はもっと多く、100万人と推測される。

 関節リウマチは、自己免疫疾患のひとつで、免疫システムの異常により関節などが破壊され、さまざまな症状を引き起こす。従来の治療法は、まず安静や運動といった基礎的な療法で進行状態を見て、次に非ステロイド性抗炎症薬、第2選択薬として抗リウマチ薬、第3選択薬としてステロイド薬、それでもよくならなければ新療法を試すといったもの。いわゆる『治療ピラミッド』と呼ばれ、ひとつずつ療法を積み上げていく方法だった。しかし、その効果は完全なものといえず、長年患った人が人工関節を入れる手術を受けるなど、生活の質を低下させ、予後は悪い場合も少くない。

 しかし、生物学的製剤「レミケード」(商品名)の登場により、治療ピラミッドが90年代後半に逆転。早期発見で最初に強い薬による治療が、関節リウマチ患者の予後を改善することが判明した。

 日本で最初の生物学的製剤「レミケード」が承認されたのは2003年7月。当然のことながら新薬のため、副作用やどういう患者に適用されるかは、現在、リウマチ専門医らによって検証が進められている。5000症例のうち95%に効果が見られたとの声もあり、まさに関節リウマチの治療の変革期といっても過言ではない。その中核を担っているのが、最先端医療に取り組むリウマチ専門医なのである。

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