SAS診断の検査
SASの検査は、軽症から重症まで様々な診断できる検査方法や機器がある。SAS治療の専門診療科のある病院・クリニックでは、外来で問診のあと、在宅で検査をする。
睡眠中の酸素飽和度を測ることができる「パルスオキシメーター」や無呼吸の状態を調べられる「フローセンサー」などを用いたスクリーニングを行う。
この初期検査で異常がみつかると、SASの進行がどの程度か調べるため、1泊入院(夕方6時から翌朝8時)してもらい、睡眠中の心電図・脳波・眼球運動・下あごの働きなどを調べる「睡眠ポリグラフ検査(PSG)」を受ける。このPSG検査でSASの重症度が具体的に診断できる。
SASの対症療法「CPAP療法」
SAS患者に多いのが睡眠中に空気の通り道である上気道が閉じ、呼吸が出来なくなる「閉塞型」。この閉塞型の治療(対症療法)に効果を上げているのがCPAP(シーパップ)療法。睡眠時に鼻マスクを装着し、小型の装置から圧力をかけた空気を送ることで気道を広げ、無呼吸を防ぐもので、自宅で行える。鼻マスクもすぐ慣れるので違和感もなく月1回程度の症状の経過観察で済む。CPAP療法は無呼吸・低呼吸の頻度が高い重症の患者は保険適用(機器貸出料も含む)となり、医療保険(3割負担)の場合、1カ月5000円程度である。
【表1】SASの主な症状
大人
赤ちゃん・子ども
1.大きないびき・無呼吸の指摘
2.眠気・居眠り
3.疲労感・熟睡感がない
4.起床時の頭痛
5.中途覚醒(夜中に目が覚める)
6.夜間頻尿
7.ED
8.胸焼け
1.寝息が変則的でガコガコ音を立てる
2.夜尿を繰り返す
3.発育に遅れがある
4.すぐイライラし注意が散漫
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