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我が国の小児医療の現状と課題
医療シリーズ 中高年の気になる病気 放っておくと危険 睡眠時無呼吸症候群 特集 - 内科・耳鼻咽喉科・歯科 -

我が国の小児医療の現状と課題
歯ぎしりやかみしめ(ブラキシズム)が関わる睡眠障害の緩和 歯科のSAS治療
小林 義典
閉塞型と中枢型に分けて治療

SASは、その発症原因として、睡眠中に空気の通り道である上気道が閉じてしまう閉塞型と脳中枢にある呼吸中枢からの指令が一時的に途絶えることによる中枢型がある。歯科でのSAS治療には、閉塞型と、病的なレベルの睡眠中の歯ぎしりやかみしめ(ブラキシズム)に密接に関わる中枢型に対する治療方法に大別される。

咬合(こうごう=かみ合わせ)や咀嚼(そしゃく)機能と睡眠との関係について30年以上にわたって研究し、臨床現場で治療の指導を行っている歯科治療の著名医、日本歯科大学歯科補綴(ほてつ)学講座の小林義典教授は歯科によるSAS治療についてこう解説している。

「意外と知られていませんが、睡眠中にあごが無意識に動き、それが睡眠に大きな影響を与えています。その一つとしてSAS治療に歯科治療が大変有効だと分かり、歯科でもSAS治療が進められています。SASに対する歯科からのアプローチは、閉塞型、中枢型の違いによって大きく異なります。いずれも歯並びやあごの動きがどう関係しているか事前に詳しく検査し、どのような治療を進めるかが効果を左右します。SAS治療にはまず、診療経験豊富な歯科医を選択することが大切でしょう」

小林教授は、子どものSAS治療については発育と歯の関わりなどに詳しい小児歯科専門の病院・クリニックで受診することを強調していた。

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