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我が国の小児医療の現状と課題
特集“最先端の医療に迫る”心臓ペースメーカー・ICD(植込み型除細動器) 小型軽量化・電池の寿命化が進み、安心感も向上

心室細動に効果がある植込み型除細動器

ところで、心室細動という恐ろしい状態がある。心室のリズムがまったく滅茶苦茶になり、結果として血圧がゼロとなり、20〜30秒持続すると死に至る(突然死)。

この状態に対してペーシングではなく、やや大きな電流を心臓に瞬間的に与えると、細動が除去され、正常に戻る(除細動)。突然死の危険のある人に植込み型除細動器(ICD)を植込む治療法も、わが国では十数年前から行われている。

よく調べてみると、除細動器が作動する前後にしばしば不整脈が観察される。また突然死の危険がある人では、心不全を伴っていることも多い。そうなると、ペースメーカーと一緒の機器の方が良いということになり、最近ではそういう機種が開発され、患者に大きな恩恵を与えている。

万全の対策で最新機種もサポート

このような新しいタイプが出現するごとに、いろいろな危険も考えられるが、これに対しては医療技術が万全の対策を採っているので、安全性は極めて高いと認識している。

新規ペースメーカー植込み数は、2004年度は約3万人に及び、これらの人々が協会を持って(例…日本心臓ペースメーカー友の会)定期的に安全に関する情報を交換している状況もある。

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