| インターベンション治療の成功率は98〜99%と高く、2002年の日本心血管インターベンション学会の調査によると、合併症の主なものは、死亡率0・36%、緊急バイパス手術0・28%、心筋梗塞の発生率は0・42%となっています。 |
その調査によると、急性心筋梗塞に対してステント治療を受けた症例のうち、閉塞血管の再疎通が成功した割合は99・1%、一方、ステント治療ができなかった症例の再疎通成功率は54・2%でした。
また、ステント治療を受けた症例の死亡率は6・1%、ステント治療を何らかの理由でできなかった症例の死亡率が12・0%で、ステント治療により心筋梗塞の急性期死亡率は半減しています。
急性心筋梗塞が疑われる突然の胸痛が生じた場合は、安全にインターベンション治療の可能な施設に搬送してもらい、治療を受けることをお勧めします。 |
従来から、重症な心臓血管病である多枝疾患患者(二つまたは三つの血管に狭窄病変のある患者)などの場合、バイパス手術が最も妥当な治療でインターベンション治療は危険であるとされていました。
ところが、多枝冠動脈疾患患者におけるステント治療とバイパス手術の有用性を比較した最近の大規模な臨床試験で、生存率と重篤な心臓事故の発生数を比較した調査結果によると、1年間の死亡率は、ステント2・5%、バイパス手術2・8%、心筋梗塞発生率は、ステント5・3%、バイパス手術4・0%で、双方に明らかな違いは認められませんでした。 |
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