次世代型の新しい内視鏡が次々に開発され、また内視鏡検査の方法も患者の苦痛を和らげることに重点が置かれている。現在上部消化器の検査に使われている内視鏡は、太さも1センチほどで飲み込みやすく改良されている上、口に含むゼリー状の麻酔薬を使うので、以前に比べると患者の苦痛は大幅に緩和されている。また吐き気が強い人などには、鎮静剤の注射などで半分眠った状態にして検査する方法も普及している。逆流性食道炎の診断で上部内視鏡検査を受けた68歳の主婦(東京・武蔵野市)は、
「20年ぐらい前ですが、胃潰瘍の検査を受けた時は大変な苦痛で胃カメラはもうこりごりというイメージがあったので、今回の内視鏡検査も怖かったのですが先生に、今は内視鏡も小型化され、鎮静剤を使って検査しますから大丈夫ですと言われ、受けました。眠ったような状態で内視鏡がのどを通った時もほとんど苦痛はありませんでした。検査後、約2時間ベッドで休ませていただきましたが、起きた時もふらふらすることもなく帰ることができました。医療は本当に進化しているのですね」
と検査技術が変わったことに驚いていた。 |