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がん克服特集 がんを見つける内視鏡検査最新情報 『苦痛の少ない 軽微内視鏡の登場』

内視鏡検査で早期治療
がん治療はどの臓器でも早期発見が完治率や術後の生存率を左右する。特に消化器系がんは早期発見出来れば、再発・転移がまれで完治率も高い。

河野先生は、「患者さんの多い胃がん、大腸がんは、がんが臓器の壁の粘膜層や粘膜下層にある間に発見出来れば、90%以上の方が助かっていますし、性質が悪いといわれる食道がんでも粘膜層のがんでは90%以上が助かります(5年生存率)。
また粘膜上皮内ないし粘膜層のがんは、消化器内視鏡を使って比較的容易に切除出来ますし、転移・再発の可能性もほとんどありません。

しかし、早期がんも治療しなければ、いずれ進行性がんになります。リンパ節に転移したり、最悪のケースでは、肝臓など様々な臓器にがんが転移したり腹膜への転移なども起こしています。消化器系がんは一にも二にも早期発見することが大切です」
と早期発見・早期治療の重要性を指摘している。
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苦痛の少ない経鼻内視鏡検査

次世代型の新しい内視鏡が次々に開発され、また内視鏡検査の方法も患者の苦痛を和らげることに重点が置かれている。現在上部消化器の検査に使われている内視鏡は、太さも1センチほどで飲み込みやすく改良されている上、口に含むゼリー状の麻酔薬を使うので、以前に比べると患者の苦痛は大幅に緩和されている。また吐き気が強い人などには、鎮静剤の注射などで半分眠った状態にして検査する方法も普及している。逆流性食道炎の診断で上部内視鏡検査を受けた68歳の主婦(東京・武蔵野市)は、

「20年ぐらい前ですが、胃潰瘍の検査を受けた時は大変な苦痛で胃カメラはもうこりごりというイメージがあったので、今回の内視鏡検査も怖かったのですが先生に、今は内視鏡も小型化され、鎮静剤を使って検査しますから大丈夫ですと言われ、受けました。眠ったような状態で内視鏡がのどを通った時もほとんど苦痛はありませんでした。検査後、約2時間ベッドで休ませていただきましたが、起きた時もふらふらすることもなく帰ることができました。医療は本当に進化しているのですね」 と検査技術が変わったことに驚いていた。

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