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ー切らない治療への挑戦ー HIFU <ハイフ> 前立腺疾患を切らずに低侵襲治療法

これまでのHIFUの治療効果

この治療法は前立腺肥大症の治療に1993年から、前立腺癌には1999年1月から開始しました。前立腺癌だけでも、これまでに456例という多くの患者さんにこの方法を選択していただきました。その456例のうち、すでに術後1年以上経過して、治ったかどうか判定できる237例についてその効果を集計したところ、手術後6年目で77%が治ったと判定されました。

特に、先に述べた発見時のPSAの値ごとに5年目の治療効果を集計すると、10ng/ml以下で発見された方は93%、10-20ng/mlは75%、20-30ng/mlは46%、更に30ng/ml以上では17%の割合で再発が認められず、ほぼ前立腺全摘術や放射線療法と同等の成績でした。
どんな癌でもそうですが、早期に発見、つまりPSA値が低いうちに治療すればするほど治る率も高くなります。

一方、身体に傷はつきませんが術後2週間ほどは尿を出すための管を入れなければなりませんし、合併症もゼロではありません。尿の通り道が狭くなったり、睾丸(こうがん)が腫れたりする場合があります。

本治療の適応は、他に転移の無い早期前立腺癌の場合で発見時のPSAが30ng/ml以下としています。
図:術前血清PSA値別の生化学的非再発率

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