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医療コラム 2007年1月1日 更新

最新医療 未来の医療を探る 緑内障治療 〜 目の総合健診で早期発見を 〜

緑内障患者が増えている。患者数は40歳以上だけでも390万人に上ると見られる。緑内障は治療しないと失明に至る怖い病気だが、初期症状がほとんどないため、気づかないまま進行するケースが多い。目が不自由になると老化も進みQOL(生活の質)も極端に落ちる。目に違和感を感じたらまず目の検診を受けることが大事だ。それが健康長寿につながるといえる。
監修: 松井 宏夫
医学ジャーナリスト


中年を迎えると多くの人が小さな文字が読みにくくなるなど目に違和感を感じる。「年」かなと思い町の眼鏡店で老眼鏡を買いそれで済ます人が多いが、実はこうした安易な処置が目の病気の発見を遅らせる。
 都内大手の証券会社でキャリア管理職として12人の部下を持っていた女性(46)もそんな1人だ。

「仕事柄、新聞の株式欄に目を通すのが日課ですが、3年程前から株式欄全体を見るのがきつくなり、ところどころ見えない所もあり変だなと思っていました。それでもそろそろ老眼かなと思いメガネを買って過ごしていましたが、見えない部分がどんどん広がり、仕事に支障をきたすようになってきたので、眼科で検査を受けたところ、原発開放隅角緑内障(げんぱつかいほうぐうかくりょくないしょう)と診断され、視神経がダメージを受けていることが分かりレーザー手術を受けたんです。完全に治るまで約半年かかりました。会社の定期健診や人間ドックも受け、健康管理には気をつけていたんですが、結局この緑内障治療で2年に1度の部長昇格試験も受けられず悔しい思いをしています」

と仕事の忙しさが招いた油断を悔やんでいた。

中途失明の原因
円グラフ 中途失明18,372人中 緑内障 12.8%

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