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最新医療 未来の医療を探る 緑内障治療 〜 目の総合健診で早期発見を 〜

また、レーザー治療も用いられている。房水の出口である隅角がふさがっている閉塞隅角緑内障の場合は、「レーザー虹彩切開術」がある。レーザーで虹彩に穴を開けて房水の通りをよくする治療法だ。

更に、房水が通るシュレム管が狭くなったり、詰まったりする「開放隅角緑内障」では「レーザー繊維柱帯形成術」がある。レーザーを使ってシュレム管を広くする治療法だ。
いずれもレーザーを使った治療方法は、傷口も小さく回復が早いなど、患者の体に負荷のかからない低侵襲性治療法として定着している。

この他手術によって、新たに房水の流出路を作る方法(濾過=ろか=手術)もあり、緑内障のタイプによってどの治療方法が患者に最も適しているかが選択されている。

専門医師による定期検診で重症化を防ぐ

緑内障を防ぐには、早期発見・早期治療しかない。そのためには、日本緑内障学会に加盟している緑内障治療の専門医師による総合健診が不可欠だ。

緑内障の検診では必ず眼底検査が行われる。眼底を診るということは、体と脳の内部を見るようなものだといわれている。眼底検査によって発見できるのは目の病気だけとは限らない。患者が増えている脳梗塞や糖尿病など、全身の病気も発見できる。

わが国では700万人といわれる団塊の世代の大量定年が間近に迫っている。総務省などの予測によると、2015年には65歳以上の人口が4人に1人という超高齢社会に入るといわれている。人間の五感の中で目は最も重要な機能であり、視力が欠けるとQOL(生活の質)の著しい低下を招くため、満足な社会生活は送れないといえる。いつまでも明るく元気な健康長寿を実現していくためには、人間ドックも大事だが、眼科での総合健診も欠かせないだろう。

[資料提供 日本緑内障学会]


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