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医療シリーズ より安全・有効な治療を目指して 進化する 脳梗塞急性期治療 特集

山口名誉総長インタビュー

国立循環器病センター 名誉総長 山口武典(やまぐちたけのり)

脳梗塞急性期治療について

脳梗塞は一刻も早い治療が必要ですが、そのために大切なのはどんなことでしょうか。

山口 まずはなんといっても患者さんに早く病院まで来てもらうことですね。脳梗塞はあっという間に進行しますから、発症後すぐに治療を開始しないと後遺症の残る可能性が高くなり、命にも関わります。


そうなると、一般の人々にも脳梗塞の正しい知識が必要になりますね。

山口 その通りです。実は以前、日本脳卒中協会(山口名誉総長が理事長)で、脳梗塞を含めた脳卒中についてどれだけ知られているか一般の方々を対象に調査をしたことがあります。その中で脳卒中の危険因子(前ページ参照)を答えてもらったところ、一つ答えられた方が約4割いました。ところが、二つ以上答えられた方は1割ほどしかいないことが分かったのです。更に症状になると一つ答えられた方でも3割程度しかいませんでした(表参照)。

一般市民の脳卒中に関する知識 危険因子・・正答できなかった人61% 症状・・正答できなかった人71%


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