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「放射線治療」と聞くと、皆さんはどんなイメージをもたれるでしょうか。
「放射能被爆や副作用が恐い」「髪の毛が抜ける」「末期がん患者さんだけが受ける治療」などという悪い印象をお持ちではないでしょうか?これらは全く間違った先入観です。適切な放射線治療が行われれば被爆に伴う副作用はごくわずかで、頭部に直接照射しない限り髪の毛は抜けませんし、初期がんの根治的(完全に治す)治療から末期がんの緩和的(症状を軽くする)治療まで幅広く適用されています。
手術・化学療法(抗がん剤)・放射線治療という現代のがん治療3本柱の中では最も体に優しい治療法であり、その特徴は「切らずに治すので臓器の機能や形態が損なわれず、普段の生活を保ちながら受けられる」ということです。
日本では放射線治療はがん治療において十分応用されているとは言えませんが、諸外国では一般的ながん治療として広く普及しています。
米国では全がん患者さんのうち65%にまで利用されています。医療費は手術よりも放射線治療の方が高額な場合もありますが、放射線治療の方を選択する患者さんも多いようです。なぜなら、手術と同じくらい治り、しかも体のダメージが少ないからです。 |